歯科
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2020年度はコロナ感染症拡大による診療制限などの影響で、例年より延べ患者数は2割程度減少しましたが、2021年度以降は回復傾向を示し、年間延べ35,000人前後の患者数で推移しています。すなわち、1日当たり約140人の患者さんに受診いただいています。
年度 |
延べ患者数 |
---|---|
2016年度 |
39,047人 |
2017年度 |
40,553人 |
2018年度 |
39,974人 |
2019年度 |
36,972人 |
2020年度 |
31,396人 |
2021年度 |
35,093人 |
2022年度 |
35,419人 |
2022年度の当院他科から歯科への検診依頼件数は前年度比112%の1827件でした。そのうち、周術期関連(手術前、化学療法、放射線療法)の依頼件数は889件で、残り938件が一般の検診依頼でした。
依頼が最も依頼が多かったのは、造血幹細胞移植など口腔管理が治療成績に大きく影響してくる血液内科、次いで食道がん手術のように口腔機能の低下が術後の予後に影響することが明らかになっている消化器外科、術前の歯科受診を積極的に勧めていただいた乳腺内分泌外科、化学療法に伴う口腔内トラブルの多い臨床腫瘍科などの順になっています。
腎センターからのステロイド治療に併用される骨粗しょう症薬開始前の歯科検診や、骨折リエゾンチームなどで連携している整形外科からの依頼なども増加してきています。
2022年度に作製した睡眠時無呼吸症用のマウスピースは、保険適用で上下一体型のモノブロックタイプのものが120件、保険適用外のソムノデントが54件、計174件でした。2020年度以降増加傾向を示しています。
睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置(マウスピース)の作製件数
モノブロックタイプ |
ソムノデント |
合計 |
|
---|---|---|---|
2020年度 |
103件 |
30件 |
133件 |
2021年度 |
120件 |
30件 |
150件 |
2022年度 |
120件 |
54件 |
174件 |