歯科
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2020年度はコロナ感染症拡大による診療制限などの影響で、例年より延べ患者数は2割程度減少しましたが、2021年度以降は回復傾向を示し、年間延べ33,000~35,000人前後の患者数で推移しています。すなわち、1日当たり約140人の患者さんに受診いただいています。
年度 |
延べ患者数 |
---|---|
2019年度 |
36,972人 |
2020年度 |
31,396人 |
2021年度 |
35,093人 |
2022年度 |
35,419人 |
2023年度 |
33,558人 |
2023年度の当院他科から歯科への検診依頼件数は1478件でした。そのうち、周術期関連(手術前、化学療法、放射線療法)の依頼件数は588件で、残り890件が一般の検診依頼でした。今年度は歯科医師数が前年度を下回っていることが影響していると考えます。
依頼が最も依頼が多かったのは、造血幹細胞移植など口腔管理が治療成績に大きく影響してくる血液内科、次いで循環器外科、呼吸器内科、化学療法に伴う口腔内トラブルの多い臨床腫瘍科などの順になっています。
腎センターからのステロイド治療に併用される骨粗しょう症薬開始前の歯科検診や、骨折リエゾンチームなどで連携している整形外科からの依頼なども増加してきています。
2023年度に作製した睡眠時無呼吸症用のマウスピースは、保険適用で上下一体型のモノブロックタイプのものが108件、保険適用外のソムノデントが49件、計157件でした。
睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置(マウスピース)の作製件数
モノブロックタイプ |
ソムノデント |
合計 |
|
---|---|---|---|
2020年度 |
103件 |
30件 |
133件 |
2021年度 |
120件 |
30件 |
150件 |
2022年度 |
120件 |
54件 |
174件 |
2023年度 |
108件 |
49件 |
157件 |