ブレストセンター

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診断・検査

マンモグラフィ検査

マンモグラフィは時間内に受診された場合は当日の撮影が可能です。専門の女性技師が撮影させていただきます。

超音波検査

外来の診察室に超音波検査機器があり、当日の画像診断が可能です。がんが疑われる方でも、お時間が頂けるようであれば可能な限り当日もしくは近日中に超音波ガイド下組織診断を行っています。

乳房の組織検査(針生検・病理診断)

  • 局所麻酔下に行います。悪性の場合は、がんの性格を知ることができるため、薬物療法の適応について予め検討することが出来るようになります。
  • 良性の場合は、今後の検診やドック受診の際の有用な情報になることがあります。
  • 組織をかじる検査になるので、刺した部分に血腫ができることがあります。
  • 病理診断科の協力により、乳がんの診断だけでなく、薬物療法の適応を決める免疫組織化学診断(サブタイプを決める)まで約1週間で行っています。
「日本乳がん学会患者さんのための乳癌診療ガイドライン」より改変

乳腺良性腫瘍の病理診断

○乳腺症、乳腺線維線種、乳腺のう胞などの場合

  • 検診や医療機関の検査で良性と診断された方で、ご希望の場合は再検査をさせていただきます。
  • 当院の検査でも画像上明らかな良性所見の場合、異常所見がない方と同様に今後の検診は区民検診や人間ドックを受診頂くことになりますが、ご希望の方は当院人間ドック(健康管理センター)もしくは当院連携のクリニックをご紹介させて頂きます。
  • 毎年区民検診や企業検診で異常を指摘され精密検査の指示となり、精査機関での検査では良性所見と判断されるということを繰り返しらっしゃる方には、当院ドックや乳腺専門のクリニックでの継続受診をおすすめさせて頂いております。お困りの方は一度当科外来にご相談ください。

○葉状腫瘍の場合

葉状腫瘍は手術適応となります。画像診断・病理診断を経て手術を予定させて頂きます。

乳がんの治療のための画像診断(仮)

組織診断で乳がんという診断を受けた方には、がんの状況を把握するための、CT検査やMRI検査に加え、全身状態を把握するための心肺機能検査や血液検査を行います。

MRIによる乳房内の広がり診断(切除範囲の決定)
PET-CTによる全身の広がり診断(病期)
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