脊椎センター

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診療実績

当センターでは、内視鏡手術を中心とした「身体に優しい低侵襲手術」に注力しています。

患者さんに合わせた最適な術式の選択

日本国内で普及している脊椎内視鏡手術は、大きく分けて「MEL」(内視鏡下椎弓切除)、「UBE」(2孔式内視鏡下手術)、「FESS」(全脊椎内視鏡下脊椎手術)の3種類がありますが、当センターではこれら全てに対応可能です。画一的な治療ではなく、患者さん一人ひとりの病態やライフスタイルに合わせ、最もふさわしい術式を提案いたします。

低侵襲手術のメリット:小さな傷と早期の社会復帰

従来の手術では、1箇所につき約5cmの切開が必要でしたが、内視鏡手術では2cm以下(術式によっては1cm未満)で済みます。

  • 筋肉や靭帯へのダメージを低減: 背骨を支える筋肉や靭帯を損傷せずにそのまま温存するため、術後の創部の痛みが大幅に軽減されます。
  • 早期の社会復帰: 身体への負担が少ないため、早期の退院と日常生活や社会生活への復帰が可能です。

豊富な手術実績

当院では201610月の脊椎内視鏡手術を導入以来、当センターの脊椎内視鏡手術件数は着実に増加しております。20264月時点で、累計1,500件以上の脊椎内視鏡手術を行っています。豊富な経験に基づいた、安全性の高い手術を提供するよう心がけております。

対象となる疾患

現在、以下の疾患については原則として全例内視鏡での対応を行っております。

  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 頚椎症性神経根症

また、頚椎症性脊髄症、頚椎椎間板ヘルニア、腰椎変性すべり症についても、病態に応じて内視鏡手術が選択可能です。

次世代の脊椎外科治療を目指して

脊椎外科の進歩は非常に速く、当センターでは内視鏡手術に限らず、最新の知見や術式を積極的に取り入れています。これからも、患者さんの負担を最小限に抑え、質の高い生活を取り戻すための最善の治療を追求してまいります。

脊椎手術 件数

2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025
頚椎椎弓形成術 8 13 25 18 25 43 9 12
頚椎前方除圧固定 6 5 5 5 8 10 13 12
頚椎内視鏡下椎弓切除術 7 11 10 5 9 11 15 12
ヘルニア切除(そのうち内視鏡手術) 19(19) 15(15) 33(33) 37(37) 51(50) 53(50) 62(62) 69(69)
椎弓切除術(そのうち内視鏡手術) 68(68) 81(72) 84(76) 75(65) 117(100) 142(127) 164(146) 191(180)
後方除圧固定術(そのうち内視鏡手術) 28(16) 39(20) 47(32) 40(17) 58(17) 53(27) 40(24) 24(11)
腰椎側方椎体間固定術(そのうち内視鏡手術) 1(1) 13(10) 20(15) 22(16) 27(21) 34(21) 58(46) 61(49)
脊椎腫瘍手術 5 12 16 11 13 11 7 9
BKP(セメント注入) 10 6 25 21 40 23 22 27
その他 23 7 25 37 13 14 12 10
合計 175 202 290 271 361 394 402 427
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