アドバンスドナース

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皮膚・排泄ケア認定看護師

褥瘡をはじめとする皮膚トラブル予防のため、病院内を組織横断的に活動しています。褥瘡発生リスクの高い患者さんの情報を部署と共有し、その方にあった褥瘡予防に努め、主病の治療が円滑に進むようにしています。また、褥瘡予防対策チームの一員として医師や薬剤師等の多職種と連携し、褥瘡が発生した場合の治療やケアを実践、指導しています。その他、管理困難なストーマのケアや、スキン-テア、失禁関連皮膚炎などの相談にも対応しています。このような皮膚トラブルゼロを目指した地道な活動を日々積み重ね、患者さんのQOLが維持向上できるように努めています。

梶間 美由紀

安藤 禎子

緩和ケア認定看護師

緩和ケアチーム(がんサポートチーム)として活動しています。
院内をラウンドし、患者さんの痛み・呼吸困難などの症状からくるからだのつらさや、生活面での不安や悩みなどの心のつらさなどを和らげるための看護ケアを病棟や外来の看護師と一緒に考えています。また当院は総合病院なので、心疾患や腎疾患などの悪性腫瘍以外の患者さんの症状緩和にも力をいれています。患者さんの苦痛、悩み、価値観は人それぞれ異なります。思いや考え方、今までの人生観などを伺いながらその人らしい人生がおくれるようなお手伝いができるよう活動しています。

星野 公子

感染管理認定看護師

患者さんや職員の脅威となる薬剤耐性菌や新型コロナウイルス等による感染症が、院内で広がることを防ぐために、多職種チーム(ICT)の一員として活動しています。感染症発生時の対応はもちろんですが、そのための病原微生物の監視や疫学調査、教育及びコンサルテーション等を、関連部門と協力しながら実施しています。
とくに感染症が起きてからの対応ではなく予防としての標準予防策の徹底や、自施設だけでなく地域の医療機関との連携に力を入れており、重要な活動と位置づけています。また、感染症の患者さんが安心して適切な医療を受けることができるように患者さんの立場に立った看護を大事にしています。

有福 保恵

がん化学療法看護認定看護師

外来化学療法室において、通院でがん治療を続けておられる患者さんの安全な治療管理や、患者さんが抱えておられる多様な問題について、多職種と協働しながらサポートしています。とくに力を入れているのはがん薬物療法に関連する副作用や合併症対策で、昨年8月に導入した「頭皮冷却システム」を併用した乳癌周術期補助療法においては、脱毛による外見変化に伴う心理社会的問題の軽減にも積極的に取り組んでいます。
地域がん診療連携拠点病院ならびにがんゲノム医療連携病院に在籍するがん化学療法看護認定看護師として、がん患者さんのお気持ちに寄り添いながら、QOLの維持・向上を目指して活動しています。

長岡 優紀子

透析看護認定看護師

腎臓の機能は、慢性的に低下すると回復が難しく、生涯に渡り、食事療法や内服治療など生活の中での管理が必要となります。透析看護認定看護師は、腎機能低下している患者さんに生活スタイルを伺いながら、腎機能低下の予防や食事療法・内服治療などの自己管理を含む療養生活が継続できる方法を一緒に考えます。また、腎臓病看護のスペシャリストとして血液透析や腹膜透析、腎移植などの治療の選択に際し、意思決定に必要な情報を提供し、患者さんが円滑に治療を選択できるように支援しています。院内の看護師を対象に腎臓病看護勉強会集中コースを毎年開催し、腎臓病看護の知識や技術の研鑽を続けています。腎機能低下に伴い、今後の生活に不安を感じている患者さんの個別性に合わせ、人生に寄り添う看護を目指して活動しております。

能美 亜紀子

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