循環器センター内科

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心臓カテーテル件数は1,058件で、PCI(経皮的冠動脈インターベンション)総数は328件でした。ロータブレーターを使用したのは29件、DCAは3件でした。急性心筋梗塞などの緊急カテーテル治療は51件でした。
PCI初期成功率は慢性完全閉塞(CTO)病変を含め98.3%と非常に高い成功率を誇っており、術後長期の成績も極めて良好です。冠動脈以外の血管に対する経皮的血管形成術(PTA)も72件行われました。

心臓電気生理検査、カテーテルアブレーション117例行われました。当院ではCARTO3、EnSiteなど最新の3Dマッピングシステムや、クライオアブレーションなどの最新技術を使用してアブレーション治療に取り組んでおり、現在最も力を入れている分野です。

ペースメーカー植込みはジェネレーター交換も含めて67例でした。ICDやCRTも行われ、原因不明の失神患者に対するループレコーダー植え込みなども行っております。
回診は週1回、水曜午前中に外科患者も含めて行っています。CCU回診も月曜日と木曜日に行っています。カンファレンスについては水曜夜心臓カテーテル症例すべてについて全員が集まり検討しております。金曜日の朝8時からの勉強会では英文論文の抄読、各種心疾患の治療指針の検討、臨床におけるトピックスの紹介、American Heart AssociationやAmerican College of Cardiologyなど重要な国内外の学術集会の出席者による報告などを行っています。
第3木曜には三井記念病院、聖路加国際病院、順天堂大学、東京医科大学などの循環器医が集まり合同の症例検討会を行っています。その他いろいろな研究会、学会で患者さんの診療情報を除いた形で研究発表を行っております。

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