睡眠呼吸器科

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お知らせ

1.初診の方は紹介状をご準備ください。事前に予約を取ってから受診いただくことをお勧めいたします。

2.予約外でご来院される際は、前もって休診の有無を電話でご確認ください。

扱う疾患

いびき、睡眠中の呼吸停止、昼間の眠気、集中力の低下などを主訴とする睡眠時無呼吸症候群をはじめ、主に睡眠関連呼吸障害について診療しています。その他の睡眠障害として不眠症、ナルコレプシーなどの中枢性過眠症、概日リズム睡眠覚醒障害、レム睡眠行動障害などの睡眠時随伴症、周期性四肢運動障害などの睡眠関連運動障害、小児の睡眠障害などについても診療しています。特にナルコレプシーなどの中枢性過眠症が疑われる場合は、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)の翌日に反復睡眠潜時検査(MSLT)を臨床生理検査部で行っています。

診療体制

睡眠時無呼吸症候群に対する精査として初診でこられた方は外来にて睡眠時無呼吸モニターを行います。初診当日または予約日に、臨床生理検査部で説明を受け機械をお持ち帰り頂き、その晩にご自宅で患者さん自身がセンサー類を装着・検査を実施し、翌日機械を返却して頂きます。解析結果は、次回外来受診時にご説明いたします。他院でこの検査を済まされて、紹介状をお持ちの場合はこの限りではありません。睡眠時無呼吸モニターにて睡眠時無呼吸症候群が疑われた患者さん、他の睡眠障害が疑われ受診された患者さんに対しては13階南病棟の睡眠センターで12日の入院にてPSGを行います。検査は診断または治療のみ、あるいは1晩の前半で診断し後半で治療を行う場合もあります。診断結果と治療方針は外来でご説明いたします。PSGの結果にて睡眠時無呼吸症候群と診断された患者さんに対しては持続的陽圧呼吸療法(CPAP)を導入し治療を行います。CPAP治療を開始された患者さんは月1回の外来通院にて使用状況の確認など経過観察を行っていきます。定期的な外来通院を受けていただければ治療には健康保険が適応されます。また、いびきのひどい方や睡眠時無呼吸症候群と診断された患者さんは当院歯科にて口腔内装置(マウスピース)作成による治療を行うことも可能です。

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