小児科

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 2023年の年間入院患者数は345名でした。疾患の内訳では、呼吸器等の感染症、喘息等のアレルギー疾患、胃腸炎等の消化器疾患といった急性疾患が全体の半数近くを占めていました。多くは周辺のクリニック・病院から入院のご紹介を頂いたり、休日夜間の救急外来で入院した患者さんです。
 視床下部・下垂体腫瘍の診断・治療については脳外科・間脳下垂体外科と連携して専門的な診療を行っています。関東圏だけでなく全国からの紹介患者があり、2023年度はのべ31名の入院がありました。頭蓋咽頭腫の根治術や下垂体腫瘍性疾患の生検に際しては、内分泌障害を伴うことが多いため特別な周術期管理を必要としますが、当院においては小児科が管理も担うことによって小児に適したケアを行っております。遠方の方はご紹介頂いた病院と連携をとって診療にあたっています。

過去6年間の入院治療数

主病名 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
呼吸器 56 68 23 61 76 72
免疫・アレルギー 27 23 15 25 24 58
血液 0 0 0 2 1 0
腎・尿路 21 20 13 19 13 16
消化器 7 10 4 11 18 11
神経・運動器 9 9 10 7 2 18
内分泌 47 60 47 38 61 55
感染症・その他 20 20 17 9 27 59
新生児 48 38 45 62 52 56
合計 235 248 174 234 274 345

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