小児科

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2024年の年間入院患者数は434名でした。疾患の内訳では、細気管支炎などの呼吸器疾患、頚部リンパ節炎などの感染症、胃腸炎などの消化器疾患といった急性疾患が多く占めていました。周辺のクリニック・病院からご紹介を頂くことや、休日夜間の救急外来から入院することが多いため、今後も東京都指定二次救急医療機関として、港区および周辺区部の小児内科疾患の救急患者の診療を継続し、地域の小児医療に貢献していきたいと考えております。
視床下部・下垂体腫瘍の診断・治療については脳外科・間脳下垂体外科と連携して専門的な診療を行っています。関東圏だけでなく全国からの紹介患者があり、2024年度はのべ31名の入院がありました。頭蓋咽頭腫の根治術や下垂体腫瘍性疾患の生検に際しては、内分泌障害を伴うことが多いため特別な周術期管理を必要としますが、当院においては小児科が管理も担うことによって小児に適したケアを行っております。遠方の方はご紹介頂いた病院や地域の小児内分泌代謝専門医師と連携をとって診療にあたっています。

過去7年間の入院治療数

主病名 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
呼吸器 56 68 23 61 76 72 76
免疫・アレルギー 27 23 15 25 24 58 61
血液 0 0 0 2 1 0 0
腎・尿路 21 20 13 19 13 16 22
消化器 7 10 4 11 18 11 19
神経・運動器 9 9 10 7 2 18 26
内分泌 47 60 47 38 61 55 57
感染症・その他 20 20 17 9 27 59 75
新生児 48 38 45 62 52 56 98
合計 235 248 174 234 274 345 434

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