心理部

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メッセージ

職場や家庭の人間関係、からだの病気に伴う不安、ご自身の性格など、ひとの悩みは尽きることがありません。心理部では臨床心理士/公認心理師が詳しくお話を伺います。おひとりで抱え込まずに、ぜひ一度ご相談ください。
必要に応じて心理検査を行ったり、継続的な心理相談(カウンセリング)やグループ療法をお勧めしたりします。

なお、心理部のご利用は当院の各診療科におかかりの患者さんとそのご家族に限らせていただきます。
おかかりでない方は心理部までお問い合わせください。

心理相談(カウンセリング)

心理相談(カウンセリング)では、臨床心理士/公認心理師が問題の整理や解決のためにお話を伺います。


写真① 心理相談風景

外来

費用は1回45分5,500円(税込)です。保険適用外です。

キャンセルは、前日(土日祝日の休診日を除く)の17時までに電話(03-3588-1111)かメール(cancel@toranomon.gr.jp)でご連絡ください。ご連絡が上記以降となった場合、またはご連絡がない場合は、キャンセル料として5,500円(税込)を申し受けます。
2023年4月より,メールに限って前日(土日祝日の休診日を含める)17時までにご連絡をいただいた場合,キャンセル料はかかりません。土日祝日の休診日に電話対応はできませんので,ご了承ください。

心理相談をご希望の方は主治医にお申し出ください。



心理相談の流れ

写真②心理相談風景

入院

入院中の患者さんやご家族の心理相談を行います。入院中の心理相談をご希望の方は主治医にお申し出ください。費用は心理部までお問い合わせください。

グループ療法

グループ療法には、精神科グループワークと復職支援グループ療法があります。
費用は、入院、外来ともに保険適用されます。
グループ療法をご希望の方は、主治医にお申し出ください。

精神科グループワーク(水曜日午後2時から3時)

以下の4つを目標として、患者さんとスタッフで話し合ってプログラムを決めます。人気のプログラムには、頭を使ったゲーム、音楽鑑賞、運動(卓球や風船バレーなど)、季節の行事(お正月遊び、クリスマス会など)があります。


目標

  1. 集団効果(安全な集団の中で活動し、自然と気持ちがほぐれ、他者への信頼と自己への気づきが生まれます)
  2. 楽しむ(文化、芸術、スポーツを体験し気分転換をはかり、楽しむ時間を持ちます)
  3. 生活リズム(定期的に参加し生活リズムを整えます)
  4. 社会復帰(小グループでの体験を通して、療養生活から社会生活へと移行していきます)



復職支援グループ療法(月曜日午前10時から11時と木曜日午後2時から3時)

メンタルヘルス不調により仕事をお休みした方を対象に、職場復帰を支援するグループ療法です。
以下の3つを目標として、認知行動療法や感情のコントロール、ストレスマネジメント、行動計画、運動プログラムなどを行います。また、患者さんおひとりずつに担当の心理師がつき、復職に向けて個別のサポートを行います。


目標

  1.  自己理解(休職に至った経緯を振り返り、自分自身の課題について考えを深めます)
  2.  社会適応術の習得(職場への再適応を目指してさまざまな社会適応術を身につけます)
  3.  対人関係の学習(職場や家庭での人間関係をより良いものにできるよう考え、学びます)



写真③復職支援グループ療法風景

心理部では,「はたらくひとのメンタルヘルス不調」(冊子)を作成し,関係者の皆様に情報提供をおこなっています。こちらは,JSPS科研費JP19K03332の助成を受けたものです。ご活用ください。
「はたらくひとのメンタルヘルス不調」

心理検査

医師の指示に基づき、知能・発達検査、投影法・質問紙法人格検査、高次脳機能検査などを行います。
費用は保険適用されます。

多職種連携(チーム医療)

心理師は、「精神科リエゾンチーム」、「がんサポートチーム」、「がん相談支援センター」、「高齢者総合診療部」、「AYAサポートチーム」、など、病院内のチーム医療に参加し、患者さんの治療をサポートします。

写真④チーム医療会議風景

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