手術部

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メッセージ

高い医療技術を提供する手術において、最も重要なのが医療安全です。虎の門病院手術部では、外来で行われる小手術以外の手術は全て手術部で行い、管理体制の一元化による徹底した安全対策を目指しています。院内・院外の情報を迅速に収集し、その情報を共有し、さらに対策を講じて医療安全に取り組んでおります。

扱う疾患

多くの診療科、術式に十分に対応し、そして遺憾無くその技術レベルを発揮できるよう手術部では国内最高峰の医療機器・装置を備えた手術室を完備しています。
手術部は、6階にある手術室20室、7階にある血管撮影室5室と、手術部および院内全ての洗浄・滅菌業務をおこなうサプライ部門により構成されています。

6階には、以下の特殊装置や機器を備えた手術室が合計20室あります。

  • クリーンルーム2室
  • ハイブリッド装置1室
  • CT装置1室
  • ロボット手術装置(ダヴンチ®️)1室
  • ロボット手術装置(ヒューゴ®️)1室
  • 人工心肺装置2室

7階には以下の特殊装置や機器を備えた血管撮影室が合計5室あります。

  • 循環器用2室(アブレーション対応を含む)
  • 脳血管用2室
  • CT装置併設1室

手術実績

2023年度の総手術件数は、9,445件でした。

特色

たくさんの診療科が手術室を利用するため、各診療科との協力体制をはかり、全体的な方針は全科が参加する手術室連絡会議で決められます。
体外循環装置、鏡視下手術装置など高度な専門知識を必要とする機器の操作および維持管理には、専任の臨床工学技士が担当します。
血管撮影室、ハイブリッド室、CT室や、その他の放射線機器の取り扱いは専任の放射線技師が担当します。
非耐熱性手術器具の滅菌には、法改正に伴い、有毒ガスであるエチレンオキサイドガスによる院内滅菌を全廃し、プラズマ滅菌装置を使用しております。これにより残留ガスによる患者さんへの影響が回避できるとともに、職員の安全にもつながると考えております。耐熱性器具については従来通り高熱蒸気によるオートクレーブ滅菌を行っております。

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