総合診療科
このページを印刷
このページを印刷
わたしたちは総合診療を「診断のついていない症候や健康問題を有する患者さんの生物・心理・社会的な問題すべてに対して行う、原因臓器に限定されない包括的な切り口での診療」と定義しています。
患者さんは、生物・心理・社会的な要素を持っています。それぞれの要素がときに絡み合い、体調不良や健康問題としてからだに現れます。わたしたちは特に医療面接に重点を置いた診療を行い、患者さんを一人の人として診て、問題の原因を診断します。
診断のついていない症候や健康問題を有する患者さんの診療を行っています。令和5年8月1日、当院は「紹介受診重点医療機関」として東京都より公表されました。紹介受診重点医療機関への受診は、かかりつけ医からの紹介状が必要です。当科を受診する際は「総合診療科」宛の紹介状をご用意ください。
【外来診療】
当科では外来診療を中心に、地域の医療機関からの紹介患者さんの診療にあたります。診断のついていない症候や健康問題を有する方の診療では、必ずしも高度な検査が有用でないことがあります。患者さんから、患者さんの言葉で、症状の経験をお話いただくことが、問題の解決につながります。外来で原因を特定し、適切な専門医への紹介を早期に行うことを目指します。
丁寧かつ慎重な医療面接を心がけており、診療のお時間が長くなります。あらかじめご了承ください。
なお、原則的に継続診療は行っておらず、必要に応じて各診療科へご紹介します。
【入院診療】
当科では入院診療を行っておりません。外来診療の結果、緊急性が高い病状が判明した場合は、当院の各診療科や近隣の適切な医療機関との連携を速やかに図ります。
当院の各診療科に入院中の方に診断のついていない症候や健康問題が生じた場合、各診療科よりコンサルテーションを受けて診療を行います。適切な診療科への紹介を助言し、患者さんにより良い医療を提供するお手伝いを行います。
当院では厚生労働省が定める初期臨床研修医の外来研修を行っています。当院の医学教育部と連携し、当科のすべての外来診療に初期臨床研修医が同席し診療を行います。
当院の研修目標は「富士山のように裾野が広く、高い専門性を持った臨床医」を育てることです。総合診療科ではこの目標を達成するために、患者さんの生物・心理・社会的な問題すべてを評価し、原因臓器に限定されない包括的な考え方や、丁寧な問診と病歴聴取、身体診察からの正しい臨床推論のプロセスを学ぶ教育を行っています。
初期臨床研修医は臨床研修指導医の監督のもと、段階を踏み外来診療に参加します。安全な医療と医学教育を提供するために、診察にお時間を頂戴することがございます。あらかじめご了承ください。