患者満足度の高い看護を実践するためには、看護管理者を育成することが重要です。
次世代を担う管理・監督者を育成するため、当院で、ライル・スペンサー&シグネ・スペンサーによるコンピテンシー・ディクショナリーを元に、「看護管理者のコンピテンシー・モデル」を開発しました。コンピテンシーとは、卓越した業績を生む人材が持つ行動特性のことです。
2007年からこのモデルを運用して看護管理者の育成に取り組み、現在では高い効果を実感しています。当院に限らず、さまざまな組織にも応用可能な、汎用性の高いモデルと考えています。コンピテンシー・モデルの開発から運用までを書籍にまとめ、出版しましたので、是非ご一読下さい。