血液内科

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扱う疾患

悪性血液疾患(血液のがん)

急性白血病、慢性白血病、悪性リンパ腫、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、成人T細胞白血病(ATL) 、など

良性血液・内科疾患

貧血全般(再生不良性貧血、汎血球減少症、溶血性貧血など)、血小板減少症(ITP)、白血球減少症、リンパ節腫脹、不明熱、など

診療体制

2010年2月に開設され、ようやく10年目を迎えた新しい血液内科です。科としての歴史はまだまだ浅いですが、本院その他で血液内科医として長く経験を積んだスタッフが、梶ヶ谷の静かな環境の中で、標準的治療を柱に、かといって必ずしも既存の治療法にとらわれず、新しいものも取り入れつつ、患者さん一人一人に満足していただける治療を考えていきたいと思っています。薬物療法(抗がん剤・新規薬剤・抗体など)、支持療法、さらには根治的治療としての造血幹細胞移植療法など、さまざまな治療法の中から、患者さんの状態やご希望に沿った治療を選択しています。
本院血液内科や関連科である三宿病院血液内科とは患者カンファレンスも定期的に行い、他の近隣医療施設とも連携しつつ、看護師、理学療法士、臨床心理士・精神科医、薬剤部、臨床検査技師、医療ソーシャルワーカー、歯科医、医療事務など多職種でのカンファレンスを行いながら、すべての血液疾患患者さんに対応できる体制を整えています。
川崎市を中心に、神奈川県東部、東京都西部の患者さんを念頭に、地域の血液疾患治療施設の中核の一つとなることを目標に、開設当初から造血幹細胞移植には特に力を入れており、2019年4月からは非血縁者間(骨髄・末梢血)造血幹細胞採取認定施設、2020年4月からは日本造血細胞移植学会が認定する非血縁者間造血細胞移植認定診療科として、臍帯血をはじめとする多くの非血縁・血縁者間同種移植、および自家移植をおこなっています。
造血幹細胞移植のご紹介に関しては、治療途中からのご紹介も多く、より緊密な診療連携が必要となりますので、セカンドオピニオンのご活用をお勧めします。

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