STRENGTH分院の特長

虎の門病院 分院の特長

  1. 研修病院としての
    実績が豊富
    • 協力型臨床研修病院として多くの研修医を受け入れ指導してきた実績があります
    • 令和8年から初期臨床研修の基幹型臨床研修病院として、分院独自の初期臨床研修プログラムを開始します
  2. フレキシブルな初期
    臨床研修プログラム
    • 研修医と相談しながら希望をくみ取った研修プログラムの実施
  3. 診療の基礎から
    高度医療まで
    • 協力型臨床研修病院と連携して、高度医療の現場を経験できる
    • 幅広い疾患に触れることで、内科医としての基礎力を養える
  4. 診療科の垣根が低い
    • 全員が顔を知っているといえる距離感で、診療科の連携も強い
  5. 地域との関わりが深い
    • 地域包括ケアに関連して地域との関わりがとても深い。地域医療の現場を学ぶことができる

座談会

分院らしい臨床研修を、
研修医と共につくっていきたい

澤先生
虎の門病院分院は本院の研修連携病院として、研修医の先生たちを大勢受け入れてきましたが、初期臨床研修の基幹型臨床研修病院になることを目指して申請を行ったので、今後は分院独自の臨床研修を実施できると考えています。
戸田先生
例えば手術一つとっても、こういった手術を経験してみたいとか、本人の希望も反映した研修にしたいです。
澤先生
分院と比べて本院は診療科が多いから、基礎としてこなさなければいけないことが多い。もちろん診療科が少ないから分院での研修レベルが低くなるということではなく、自由度が高くなるという感じですよね。これから分院独自の臨床研修プログラムを形にしていくというタイミングでもあるし。
辻本先生
フレキシブルな臨床研修プログラムという感じになるでしょうね。
戸田先生
研修医の先生たちには、学んでおきたいことなど希望をどんどん言ってほしいです。
分院 腎センター内科 部長
澤 直樹先生

内科医として
不可欠な総合力を鍛える

分院 糖尿病内分泌科
辻本 哲郎先生
澤先生
高度医療が中心の本院との連携があるので、高度医療も経験できるというのも強み。加えて分院独自ということでいえば、内科医としての総合力がつきやすいと思います。分院のように内科総合診療科がある病院だと実にさまざまな患者さんが来院されるから、どの専門に入るのかを見極めていく力が必要になってくる。これは内科医として不可欠な能力だと僕は思っていて、その能力を鍛える研修にしたいとも思っています。
辻本先生
内科医として当たり前にできてほしいことを、当たり前にできるようになることが、とても重要ですよね。分院では、内科医として総合力をつけるための経験も積めるし、例えば循環器内科を志望しているけれど、分院で一般内科を経験することで内科医としての基礎力を高めるといった選択も可能になります。
澤先生
糖尿病で受診してくる患者さんが、それ以外のところが一切悪くないなんてことはなくて、内科でいえば、ある程度の領域をカバーしておかないと対応できないですからね。
戸田先生
柔軟な対応力、本当に大事です。

何でもすぐに相談できる垣根の低さがある

辻本先生
私は2020年に分院に入局しましたが、分院のスタッフは皆さん気さくだと思いました。これも分院の特長ではないですか。
戸田先生
分院は本院と比べると規模が小さいので、診療科が違っても全員の顔は知っていますよね。誰が何をやっているのかが分かりやすいから、何かあった時に「あの先生に相談すればいい」とすぐに判断できる。
辻本先生
研修医の先生たちとの距離もかなり近いから、コミュニケーションがとりやすいと思いますね。
澤先生
研修医の先生たちは、上級医に気を使っているかもしれないけれどね。
戸田先生
そんなことはないと思いたいですが......。
澤先生
僕と戸田先生は虎の門病院で研修を受けて医師になったけれど、研修は本当に大変だったという記憶しかない。研修を受け始めてすぐの当直で、緊急の患者さんが来て気管挿管とか。サバイバルだなと思いました。
戸田先生
今の研修とはかなり違いますよね。僕は上の先生たちが楽しそうに仕事をしているなと感じたことが印象に残っています。本当は研修が終わったら出身大学に戻るつもりだったのに、先生たちが本当に楽しそうだったので虎の門に残ってしまった。気付いたらもう20年です。
分院 消化管センター外科 医長
戸田 重夫先生

地域と深く関わり、地域連携の最前線を垣間見る

戸田先生
地域包括ケアにも積極的に取り組んでいるので、近隣の開業医の先生からの紹介で患者さんが来院されることが本当に多いです。
澤先生
本院で研修を受けている期間に「地域ワーク」として分院で研修を受けているくらいだから、地域連携の現場を経験できると思います。
戸田先生
地域との距離が近いので、患者さんを目の前にして自分が役に立てているという実感を得やすいというのも分院らしさかなと思います。その実感は仕事のやりがいにもつながりますから。
澤先生
地域の開業医の先生方とも密な連携があるのは、分院の医療連携部がとても動いてくれるからですよね。患者さんを受け入れることが決まったら、あとは入院の手続きまで医療連携部がしっかり対応してくれるので、僕らも安心して任せることができる。
戸田先生
確かにそうです。
辻本先生
研修医の先生たちにとっては、困っている患者さんに対して病院や地域がどのように対応していくのかを実際に経験する良い機会になると思いますね。

未来を拓く、臨床研修プログラムに

辻本先生
実は私、循環器内科が志望だったのに、研修で各科を回って信頼できる先生との出会いもあって、糖尿病科におさまったんです。だから研修は本当に重要だと思っていて。
戸田先生
僕も最初は胃を専門にしたかった。それなのに研修で大腸がおもしろいなと感じて大腸外科医になりました。研修での経験で将来が変わりました。
辻本先生
研修プログラムによっては、自分の志望している科を研修の最後に経験することになって、志望する科での研修を終える前に、将来を選択しなければならず悩むこともあり得ます。自分の希望を伝えられる環境ならそういった課題も回避できますよね。
澤先生
研修で将来をじっくり考えたいと思っている人には最適な環境でしょう。
戸田先生
これまでの研修医の先生たちを見ても、自分のやりたいことがはっきりしている先生が多いし、やりたいことがある先生にとっては、充実した研修ができる場になると期待しています。僕が研修の時に感じたように仕事は楽しいと思ってもらえたらいいですね。
澤先生
仕事が楽しいってすごいですね!
戸田先生
本当に仕事が楽しい。だから分院に来てくれたら、仕事の楽しい部分を見せてあげたいと思っています。
TORANOMON
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