地域がん診療
連携拠点病院
医学教育部のご紹介
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当院では昭和33年の設立当初から、医師の卒後研修に力を注いでおり、レジデント制度として数多くの優れた臨床医を育成してきました。当院における現在の医師臨床研修制度は、伝統的なレジデント制度の前期部分に、primary care physicianとして必須の科目を取り入れたものとなっています。医師臨床研修の制度が成熟しつつある現在、当院においても、過去の実績に安住することなく、よりよい研修の実現に向けて着実な歩みを続けています。
2008年4月より特定非営利活動法人卒後臨床評価機構が定める認定基準を達しています。
当院の特徴のひとつは、各診療科の高い専門性にあります。研修医はローテーションで配属された診療科において、教育的な配慮のもとに、良質な専門的医療を提供する役割の一端を担うことを求められます。卒後間もない研修医といえどもチーム医療の立派な一員として扱われ、医療の実践を通して多くのことを学んでいきます。学ぶことがらの中には、コミュニケーション能力、安全性を高める意識、規則の遵守、患者さんや家族への気配り、なども含まれています。当院での研修は、高い医療水準を求めた、患者中心の医療を、幅広くかつ高い質で実践することに参加することを基盤としています。
教育体制は、各診療科部長・医長およびスタッフや上級レジデントにより、それぞれのレベルで個別の指導が行われ、医学教育部がシステム管理を行うことで成り立っています。当院には、院内で研修を受けた医師が多数スタッフとして在籍しており、各診療科間の連携が緊密に保たれると同時に、その経験に基づいて研修医の視点に立った教育が行われています。さらに、研修医・レジデント間での勉強会も自発的に行われています。
医師としての研修を始めるにあたって必要なこと、さらにはそれ以上のものを提供できる環境が当院には備わっていると自負しております。そして、向上心と前向きな気持ちを持った、多くの研修医・レジデントが、いきいきと臨床研修に励んでいます。
部長 |
森 保道 |
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副部長 |
内科担当:川村 祐介(肝臓内科) 他、医師5名、看護師1名、事務2名 |
研修医(代表2名) |
医学教育部会議に参加 |
レジデント(代表2名) |
同上 |
初期臨床研修医、内科専攻医、外科専攻医、フェローが医学教育部所属としてローテーションします。