泌尿器科

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泌尿器科について

膀胱・尿管・腎臓・尿路など尿に関係する臓器や、副腎などの後腹膜臓器、精巣や前立腺といった生殖器に関係する臓器を中心に扱います。
小児から高齢者まで泌尿器臓器に異常がある全ての方が対象となります。
性器付近の症状が多く痛みや症状があっても我慢してしまう方が沢山います。しかし経過をみてしまうと病状を悪化させてしまう事もありますので、異常を感じたら恥ずかしがらずに受診してください。

男女共通でみられる症状

尿が出にくい、出ない

尿を出すときに痛い

尿に勢いが無い

尿に血が混じる

おしっこが近い、回数が多い

夜間、何度もおしっこに起きる

尿が残っている感じがする

尿が漏れる

腰や背中が痛む

尿道から膿が出た

腎臓、尿管、膀胱に結石がある

健診などで血尿を指摘された など

後腹膜臓器①.png

男性に多い症状

PSA(前立腺特異抗原)値が高い

睾丸や陰嚢など性器の腫脹、痛み

亀頭、包皮の皮膚に異常がある

やる気・性欲がでない

勃起力が低下した など

女性に多い症状

頻尿

尿が漏れる

残尿感がある

尿に血が混じる

腟から丸いものが脱出する

PSAが高いと言われた方

健康診断などでPSA(前立腺特異抗原)が高いと言われた方は受診をお勧めします。PSAは前立腺癌の血液マーカーとして用いられており、前立腺癌があると上昇してきます。
今のところ予約不要ですので診療時間内にいつでもお越しください。
PSA上昇は前立腺癌以外にも前立腺肥大などの良性疾患でもおこります。外来での検査を進め、癌かそれ以外の病気に伴うPSA上昇の判断が難しい場合は確定診断のため前立腺生検(前立腺の組織検査)をお勧めします。

泌尿器がん治療

当院では手術支援ロボットであるHugo RASシステムを導入しました。泌尿器科領域の手術治療において最先端の医療技術を提供いたします。

前立腺癌

新規に癌と診断される患者の中で、前立腺癌は最も頻度が高い癌です。前立腺の血液検査(PSA:前立腺特異抗原)の異常が発見の契機となる場合がほとんどです。ご自分のPSA値が心配、健康診断でPSAが高いといわれた場合は受診してください。
前立腺癌と診断された場合は癌の進行状況を画像診断などで確認し、病状・年齢・ライフスタイルにあった治療を提案します。
前立腺癌術後の尿失禁や尿道狭窄など様々な合併症に対しても対応可能です。

前立腺癌に対する手術治療はHugo RAS システムを用いたロボット支援手術をおこいます。従来の手術よりも繊細で正確な操作を行う事により、前立腺癌の手術後に引き起こされる尿漏れや性機能温存(勃起障害)に対してより良い結果を得ることができます。また、術後の尿漏れに対しては専門的な知識を有する排尿ケアチームが積極的に介入し、退院後の生活をサポートします。

腎細胞癌

2cm以下の非常に小さい腫瘍では、患者さんによっては経過観察する事が出来ますが、通常は唯一の根治治療である手術が行われます。また、転移がある方でも腫瘍摘除によるメリット(症状緩和・炎症の鎮静・正確な病理診断など)がある場合は手術の適応になります。
一般的に腫瘍の大きさが4㎝以下の比較的小さな腎細胞癌に対する腎部分切除術は、術後の腎機能保持や根治性を損ねることもないため標準手術術式となっています。

腎部分切除術は、血流の遮断→腫瘍の切除→切除後の縫合・止血を行う必要があります。
自由度の高いロボット鉗子を用いることにより、精密な切開や縫合を正確により早く行うことが可能で、癌の根治性の上昇や腎機能の保持に寄与します。

膀胱癌

ほとんどの場合、血尿を契機に発見されます。外来の検査で膀胱癌が疑われた場合は確定診断のため、経尿道的内視鏡手術(TURBT)をまず行います。膀胱癌と診断されても70-80%は表在性の早期癌であり、治療もTURBTのみで終えられることが多いです。

腎癌

ほとんどの場合、検診や人間ドックの超音波検査を契機に発見されます。腎癌と診断された場合は、まず手術治療を行う事が大原則です。腫瘍の大きさ・部位・進行の状況を外来の検査で確認し、最も適した治療を提案します。
ロボット支援手術の普及により、小径の腎癌に対しては癌の部分だけを切除し術後の腎機能低下を予防する腎部分切除が推奨されております。切除が難しい部位にある腎癌においてもロボット手術で問題なく部分切除できることが多いです。手術支援ロボットであるHugo RASシステムが使用可能となり、癌の根治性を損なわない場合は積極的に腎機能温存のための部分切除を行っていきます。

腎盂・尿管癌

腎臓から膀胱に至る尿の通り道にできる癌です。膀胱癌と同じ組織型で癌の性質は共通していますが、膀胱癌とは治療の方法が異なります。手術治療が原則で、完全切除のため病側の腎臓・尿管と膀胱の一部を切除する必要があります。当

副腎腫瘍

腎臓の上に左右1個ずつあります。様々なホルモンを分泌する臓器ですが、副腎の位置が後腹膜にあるため副腎に発生する病気は泌尿器科で治療します。副腎の癌は非常に希ですが、良性の腫瘍であっても腫瘍の大きさや異常なホルモン分泌をしている腫瘍の場合は手術治療が必要になります。当院では内視鏡下手術を実施しております。

精巣腫瘍

精巣にできる腫瘍で1535歳くらいの若い男性によく見られます。急速に増大することがありますので、発見次第に緊急又は準緊急にて精巣を摘出します。肺やリンパ節に転移が見つかった場合も、抗癌剤の投与により90%以上の人が完治します。
陰嚢の腫脹や増大、精巣にしこりがある、精巣の左右差がある、などありましたら早めに受診してください。

前立腺肥大症に対する手術治療

前立腺肥大症

前立腺は男性特有の臓器で膀胱の出口のところに尿道を取り囲むようにして存在します。前立腺肥大症の原因は不明とされており、男性のほぼ全員で年齢と共に前立腺が肥大してきます。前立腺肥大症になると尿道が狭くなり尿の勢いが低下し、排尿に時間がかかるようになります。症状を放置することにより、膀胱の収縮力や尿意知覚が低下または消失し、治療が難しくなってきます。内服治療をまず行い、効果のない場合は手術を行います。

尿路結石

主に腎臓で生成される結石が落下し尿管につまることにより発症します。激しい背部痛、血尿などの症状が出現します。10mm程度の結石であれば、結石の詰まった場所や大きさにもよりますが4080%は自然に排出されます。排出されない場合は、手術治療の適応となり体外衝撃波結石破砕療法(ESWL)や内視鏡的結石破砕術(TUL)を行います。

当院におきましてTULの施行が可能です。ESWL1回の手術での摘出が困難な場合は虎の門病院本院へ紹介致します。

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