医療情報管理部

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特色

分院医療情報管理部では、『診療記録は患者のものであるという意識を常に持ち、第三者が見読でき、情報開示に耐えうる真正性のある記録でなければならない。またチーム医療の質の向上には資料価値のある記録となるべきであり、チーム医療においては、情報共有の手段となる』という信念のもと、診療記録の質的・量的監査等の業務を行っています。

当院では、2011年より電子カルテシステムを導入しており、診療録の記載・検査データの参照等が全てPCの画面上で行えるようになっています。また従来の旧診療録およびX線フィルムの一部(現在はほとんどが画像データ)の中央管理を行っています。

分院医療情報管理部には疾患統計室、入院病歴室、外来病歴室があります。
疾患統計室では主に院内がん登録、臨床指標(QI)業務、入院病歴室では、入院患者さんの診療録管理、病歴要約の退院後14日以内の完成、ICD10病名コーディング等を行っています。外来病歴室では外来カルテの貸出および返却等の業務を行っています。

がん登録

院内がん登録は、病院におけるがん診療の向上と患者家族への支援、患者・家族、一般への情報提供ならびに国のがん対策立案のための情報提供を目的としています。

当院では2016年1月より院内がん登録を開始いたしました。国立がん研究センターが行うがん登録中級者実務認定を受けたスタッフが、国の個人情報保護法および当院の個人情報保護方針を遵守し、十分注意を払ったうえで登録を行っています。収集した院内がん登録情報は国立がんセンターへ届出ています。

全国がん登録

2016年1月にがん登録推進法が施行され、全国がん登録として全ての病院と一部の診療所で患者さんのがんに関する情報を登録し、都道府県にもれなく届け出ることが義務となりました。2016年1月以降の診断症例は全て自動的に登録されますことをご理解ください。

なお、研究の結果を発表する際は匿名化されますので、個人を特定して公表することは一切ありません。

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