概要

ABOUT

造血幹細胞移植推進拠点病院としての取り組み

造血幹細胞移植の発展で、難治性の血液疾患が克服できるようになりましたが、まだまだ十分ではありません。特に患者さんの退院後の生活への支援は未だ不十分です。また、より良い時期に移植ができるために、もっと緊密な施設間の連携も必要です。本事業は地域の患者さんが病状に応じて適切なタイミングで移植を受け、退院後も質の保たれた生活を送るためのサポート体制を作るものです。
当院は東京都、長野県、新潟県を担当し、移植医療従事者の人材育成と外来での移植患者を長期間フォローアップする体制の確立、そのために必要な緊密な地域連携体制を構築します。

サポート体制

移植準備から多くの職種からなるチーム一丸となって患者さんをサポートしています。また、移植後も継続して長期的な合併症や社会的問題で苦しまないように、フォローアップ体制を整えています。
経験と高い技術、そしてやさしさを持つ個人がチーム一丸となって患者さんの気持ちに応えます。当院では以下の職種がサポートしています。

主なチーム構成と役割

移植実績

虎の門病院では1990年代から移植チームを立ち上げ、これまでに血縁移植・非血縁移植・さい帯血移植・自家移植併せて2600例を超える移植を行ってきました。特に、さい帯血移植の経験は世界トップクラスであり、さい帯血ミニ移植の開発と進歩により、年齢やドナーの壁を越えて移植医療を提供できるように努めております。

虎の門病院での造血幹細胞移植件数年次推移
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