地域がん診療
連携拠点病院
外科系プログラム
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1年目は必修科のローテート、2年目に4カ月の外科系研修並びに選択科研修期間をそれぞれ設け、集中的に研修できます。また、救急科での研修や時間外当直などを1カ月に4回程度行うことで、急性期診療の経験を積むことができます。その際、多くの指導医および上級医がコンサルタントとして院内・院外待機業務につくなど、安全性に対する支援体制も充実しています。
中心静脈カテーテル挿入(許可証制度あり)、気管内挿管(麻酔科で研修)、腰椎穿刺、動脈ライン確保(麻酔科で研修)、胸腔・腹腔穿刺、各種超音波検査などとなります。各ローテーション科において、腹部エコー、心エコールーチン検査、外科、プライマリケア基本手技、消化管吻合、開腹、胆嚢摘出術、ヘルニア手術の術者などとなります。また、各診療科に固有の医療技術を修得します。
入院患者の診療体制は、研修医・専攻医(専門研修中のレジデント、※不在の場合もあり)・スタッフ(主治医)・部長という体制になります。全ての診療現場において、上級医の指導の下に研修医が活動する体制となっています。ただし、上級医が常に側についているわけではありませんので、研修医が主体性をもって活動します。
ランチタイムセミナー(週1回)、診療科ごとの抄読会やレクチャーなど多数あります。研修医の自主的企画による勉強会も随時開催しています。
合同のカンファランスとして病理部によるCPC(PMC)、キャンサーボード、NSTカンファランスや緩和医療チームのカンファランスがあります。各診療科において週1回以上の入院患者全員の検討会(回診)が実施されます。その他、診療科毎に各種の勉強会が開催されます。
専門領域への入口を提供すると同時に、生涯にわたる医師人生の基盤となる経験が積めることを目指しています。