院長挨拶

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医師としての最初の2年間の臨床研修は、医師としての一生の基礎を築く大切な期間です。そのかけがえのない2年間の初期研修を是非虎の門病院で行って下さい。虎の門病院は本院、分院の二つから成り立ち、本院は令和元年の最初の日である5月1日に新病院を開設した819床の高度急性期型の医療機関であり、川崎にある分院は300床を有し、慢性期総合医療を特色とし、合わせて年間3万人以上の入院患者を数えます。虎の門病院はこのような二つの異なる特色を合わせ持った本院と分院が一体となって充実した初期研修プログラムを提供しています。

当院では、昭和33年の病院設立当初から、医師の卒後研修に力を注いでおり、数多くの優れた臨床医を育成してきました。虎の門病院の最大の特徴は、臓器別の高度な専門診療を行うために各領域のスペシャリストが揃っていることです。同時に、患者さんの全身を診て、QOL(生活の質)にも配慮し、個々の患者さんに最適な全人的医療を提供することをモットーとしています。その中で研修医の方々への指導が行き届いたものとなるよう、病院をあげて取り組んでいます。そして、看護部門をはじめとした医療スタッフの充実、図書室などの勉学環境の整備、学会発表などアカデミックな活動の推奨と、様々な面から研修を支援します。

当院の基本理念は、「医学への精進と貢献、病者への献身と奉仕を旨とし、その時代時代になしうる最良の医療を提供すること」であります。虎の門病院での研修を経て、皆様が医師として大きく成長し、将来への確固とした基盤を構築されることをお手伝いいたします。

院長 門脇 孝

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