産婦人科重点プログラム

1年次は、手術の助手や分娩介助を始めとした産科・婦人科の医療を体験して産婦人科医としての意識を高めると同時に、循環器・呼吸器・消化器などの基幹領域の内科研修を行い、医師としての基礎能力を磨いていただきます。2年次は、より高度な産婦人科研修の他、消化器外科や小児科を必修とし、さらに麻酔科・放射線科・泌尿器科・乳腺外科などの選択研修が可能です。

内診・超音波検査、手術の助手あるいは執刀（子宮内容除去術、付属器摘出術、子宮全摘術、腹腔鏡・子宮鏡下手術など）、産婦人科各種検査の助手、プライマリーケア基本手技などとなります。

産婦人科では、部長・医長を中心とした、指導医・上級医・研修医というユニットを構成し、入院患者の診療に当たっています。また、他科ローテーション研修においても、全ての診療科に指導医が配置され、適切な研修を行うことができる体制を敷いています。

各科症例検討会、ランチョンレクチャー、臨床病理検討会などを行っています（「カンファランスの内容」の通り）。産科婦人科学会などの学術集会参加・発表の機会も可能な限り設けています。

週1回の症例検討会にて、受け持ち患者のプレゼンテーションを担当します。また、症例検討会に引き続き、病理部と合同で産婦人科症例に関するCPCを行っています。複数科合同のカンファランスは病理部によるCPC、キャンサーボード、NSTカンファランスなどがあります。各科ごとのカンファランスは、症例検討会、勉強会、抄読会など多数行っています。