地域がん診療
連携拠点病院
小児科重点プログラム
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小児科を重点的に研修しつつ、総合的な臨床能力をつけることを目的としています。内科・外科・産婦人科・救急・麻酔科等の必修期間の他に3か月の自由選択期間があり、耳鼻咽喉科、皮膚科、精神科、臨床感染症科、放射線科などを1~3科選択することができます。小児科は1年目に2か月、2年目に5か月研修し、うち1か月を国立成育医療研究センターでNICUの研修が可能となり、初期研修修了後は小児科専門医を目指したトレーニングに入ります。
小児の年齢に応じた基本的な問診と診察方法、小児科に特有な指示の出しかたを修得します。救急疾患におけるトレアージ、鑑別診断。基本手技としては、予防接種や静脈採血、血管確保の修得を目標とします。
研修医はその患者の担当医(小児科医員)とともに診療を行います。 小児科はチームを分けず、医長・部長を含む全員で患者を診る体制をとっており、その日の担当医とともに救急や新生児の診療も行います。
週1回の病棟回診では病棟薬剤師や栄養士も交えて症例の検討を行います。その後に、病歴要約の確認および勉強会(文献抄読や疾患の勉強、学会発表の予行など)を行います。
小児科単独のカンファランスの他、週1回、内分泌内科・間脳下垂体外科と内分泌カンファランスを行い、間脳下垂体疾患の症例検討を行っています。月1回の周産期カンファランスでは、産婦人科や精神科、薬剤部とともに出産予定者及び新生児入院症例の検討を行います。
初期研修修了後は小児科専門医を目指したトレーニングに入ります。幅広い分野の経験を積むために、大学病院や都心の他病院と連携した後期研修プログラムを作成しています。