令和3年度最優秀指導医

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令和3年度最優秀指導医

医師になって最初の数年間を、どのような環境で過ごすのか、というのは大事な問題です。最初の環境で身についた、ものの見かたや考え方は、意外に深く自分自身に刻印されて、今後の医師としてのあり方を方向づけてしまうと言っても過言ではありません。また駆け出しの頃は、誰かのちょっとした一言がきっかけで、今まで見向きもしなかった領域に対する興味が湧き、あたらしい道が展開していくこともあります。
この病院には、患者さんの診療のために一生懸命になる優秀なスタッフが揃っています。そして教育熱心で、さまざまなコネクションをもった分厚い指導医層があります。高いレベルの診療を学べるだけでなく、ロールモデルとなる先輩に出会うことができると思いますし、研修後の進路についても多くの選択肢が開かれるはずです。
また毎年、優秀で人柄もよい研修医の先生たちが日本全国から集まってきます。初期研修のときの同期は、10年たっても20年たっても特別な仲間です。ここで多くの仲間を得ることができるでしょう。ぜひ当院で良質な刺激に満ちた研修生活を送っていただき、将来の医学・医療を担う骨太の医師に成長してほしいと思います。

T.Y先生(精神科)岡山大学卒(平成17年3月)

研修病院を選び、いよいよ社会に出るにあたって、不安や期待とともに緊張を感じているだろうと思います。私自身は5年前に虎の門病院に来ました。大学病院等で10年以上キャリアを重ねてきましたが、ネームバリューのある病院への赴任にあたり緊張したことを覚えています。国内でも有数の大病院はどんな所なのだろうか、実際に働いてみて多くの驚きがありました。そのひとつがレジデントの先生方の優秀さでした。勉学面以上に何事に対しても意欲的でハングリーな姿勢に感銘を受けました。お互いに切磋琢磨し、高めあう好循環が各所でなされており、研修病院の人気上位に君臨する所以はここにあると感じました。高いモチベーションを持ち続ける事は容易ではありません。しかし、同じ志を持つ仲間がいることで意欲を維持する事が可能になります。虎の門で研修をする最大のメリットはそのような仲間が数多くいる事です。そのようなレジデントの存在は我々指導医のモチベーションをも高め、病院全体が良い方向に向かう循環に繋がります。是非、熱い仲間と出会いに虎の門に来てください。

S.Y先生(消化器内科)昭和大学卒(平成18年3月)

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